ブログを始めようとして、情報収集をしていると、必ず見かける「ペルソナ」という言葉。
初めて聞く言葉だったのですが、とっても重要なのだそうです。
ブログはもちろん、ビジネスにも、ペルソナ設定は、非常に大切なのだとか。
Webライティングを勉強しているうちに、なぜこれほど重要なのか、説得力のある説明を聞くことができました。
「ペルソナ」とは
「ペルソナ」とは、「ターゲットをより細かく想定したもの」です。
例えば、40～50代女性のためのコスメブランドがあるとします。
ターゲットは、
-
40代～50代の女性
-
30代までとは、肌の調子が変わってきている人
この程度の、ふんわりした想定です。
一方、ペルソナは、
- 50歳で東京都在住の女性
-
フルタイムで、派遣社員として、都内で勤務している
-
夫は大手会社員
-
子供はすでに学校を卒業し、社会人
- 平日は仕事をしているが、土日は仕事が休み
-
家では猫を飼っている
など、非常に細かい想定をするのが、ペルソナです。
ペルソナ設定はなぜ必要？
ペルソナ設定を、あまりにも細かくすると、「そんな人がいないんじゃないの？」と思いますよね。
私も、長い間ずっと疑問でした。
しかし、それには、ちゃんと意味があります。
それは、
ほしい情報は、最初にネット検索で手に入れるから
です。
インターネットが普及する前、情報を得る手段は、
-
テレビ・CM
-
雑誌・広告
- 街頭ポスター
-
店員さんからの新製品情報
-
チラシ
- 友人・家族・同僚などのリアルなクチコミ
くらいしか、ありませんでした。
私が社会人になりたての若かりし頃は、インターネット普及直前。
新しい化粧品の発売などは、テパコス美容部員の情報でした。
ところが、1990年後半くらいから、インターネットが普及し始めます。
情報収集は、インターネットで出来るようになるのです。
2010年頃からは、スマホも普及し始め、ますますインターネット収集が、気軽になりました。
SNSも発達し、ほしい物や気になる物は、SNSのハッシュタグを使うと、誰かが投稿しています。
SNSを見れば、だいたいの情報は得られます。
投稿は、「◯◯（商品名）使いやすい！」「◯◯（土地名）に行ってみた」など、とても具体的です。
「40代女性に◯◯」「◯◯に行こう」などの、ざっくりしたタイトルでは、見てくれる人の心に刺さりません。
想定を細かくして、ペルソナを決めることが、顧客をつかむ近道なのです。
世の中のこの流れには、企業も逆らえません。
企業アカウントのSNSも、数多く存在しています。
昔のように、お金をかけ、旬のタレントを使って、CMや広告でPRするのは、効率が悪いのです。
もう大多数の人をターゲットにしているのでは、商品は売れません。
細かくペルソナを設定する必要はあるのは、このためです。
インターネットの登場と社会人スタートが、ほぼ同時期のアラフィフ世代には、とても説得力を感じます。
ペルソナ設定はWebライティングに必須
商品を売る方法は、SNSだけではありません。
商品名で検索して、Webサイトで情報を得る手段もあります。
ペルソナ設定は、商品を売るために必要です。
当然WEBライティングにも、必須になります。
文章を作る時に、
- 40代～50代の女性
-
30代までとは、肌の調子が変わってきている人
を想定して書く文章と、
- 50歳で東京都在住の女性
-
フルタイムで、派遣社員として、都内で勤務している
-
夫は大手会社員
-
子供はすでに学校を卒業し、社会人
- 平日は仕事をしているが、土日は仕事が休み
-
家では猫を飼っている
を想定して書く文章では、内容が当然変わってきます。
より具体的な人物を想像しながら、その人に向けて発信する文章を書いていくことが大切なのです。
ざっくりしたターゲットではなく、特定の一人に向けて文章を作っていくのです。
Webライティングを勉強していて、なんとなくわかっていたペルソナ設定が、とっても重要なことなのだ、と理解できました。
商品が売れるための文章を書くためには、ペルソナ設定がとても重要なことなのです。
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